2015年12月6日日曜日

モーツァルトのお話

音楽史の中で、誰でもが知っている作曲家といえば、

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756~91)

音楽一家に生まれ育ったモーツァルトには、楽器にまつわるステキな逸話が
沢山あります。

その中から「ホルンの楽譜」のお話をご紹介いたします。
モーツァルト時代のホルンは、ヴァルブがなく、長い管をグルグル巻いただけのもので、曲の途中で調が変わる時には、急いで真ん中の部分を「すぽつ!」と他の調の管に差し替えなければなりませんでした。
モーツァルトは、親切なことに、差し替えの時間をちゃんと計算してホルン・パートを書いているのです。

また、仲良しのホルン奏者、ロイドゲープさんには、「ホルン協奏曲第1番」の自筆の楽譜には、曲の中に「それいけ!ロバくん!」「だめだよブタちゃん」などといった可愛らしいイタズラ書きがあるのです。

楽しくなりますね♪♪♪


モーツァルトの音楽の中に流れる何とも言えない温かさは、人と楽器の「絆」の物語だと言えるのです。

2015年11月23日月曜日

11月生まれの音楽家

高く澄んだ青空が秋を感じさせてくれますが、日ごとに寒さが増してきましたね!
さわやかな秋晴れが秋の深まりや季節の移ろいを感じさせてくれます。

11月生まれの作曲家には、ベッリーニ、ヒンデミット、ウェーバー、ブリテン、ペンデレツキ、ドニゼッティなどオペラで有名な人が多いようです。

その中でウエーバー作曲の『魔弾の射手』が反響を呼びドイツロマン派オペラが確立されたと言われています。

ウエーバー  1786.11.18
         ドイツロマン派初期の作曲家・指揮者・ピアニスト

ヒンデミット 1895.11.16
         作曲家・指揮者・ヴィオラ奏者・ピアノ・ヴァイオリン
         クラリネットなど様々な楽器を弾きこなす多才な演奏家

ドニゼッティ 1797.11.29
         イタリアを代表するオペラ作曲家『ランメルモールのルチア』

ベッリーニ  1801.11.3
         シチリア島生まれのオペラ作曲家『ノルマ』

ブリテン   1913.11.22
         イギリスの作曲家指揮者・ピアニスト
                  『青少年のための管弦楽入門』

など・・・また、ご紹介させていただきますね♪


2015年10月4日日曜日

10月生まれの作曲家

さわやかな秋晴れが続いていますね!

今回は、10月生まれの作曲家をご紹介いたします♪


10月10日    ジュゼッぺ・ヴェルデイ
              「イタリアの歌劇王」と呼ばれていた。

              歌劇「アイーダ」  「椿姫」 「リゴレット」

10月22日    フランツ・.リスト
              ハンガリーの作曲家
              「ピアノの魔術師」「と呼ばれていた。

              「愛の夢」  「ラ・カンパネッラ」  「ハンガリー狂詩曲」

10月25日    ヨハン・シュトラウスⅡ
              オーストリアの作曲家
              「ワルツ王」と呼ばれていた。

              「春の声」 「こうもり」 「皇帝円舞曲」


           ジョルジュ・ビゼー
              「フランスの歌劇王」と呼ばれていた。

              歌劇「カルメン」 「アルルの女」

10月27日    ニコロ・パガニーニ
              イタリアのヴァイオリニスト、ヴィオラ奏者、
              ギタリスト、作曲家
              超絶技巧の持ち主だった。

              「24のカプリース」  「ヴァイオリン協奏曲」

有名な作曲家の誕生日♪♪♪他の月も今後ご紹介しますね! 

2015年9月6日日曜日

生誕100年 「巨人」と言われたリヒテル


生誕100年を迎えたピアニスト、スビャトスラフ・リヒテル


技術も表現も洗練され、すべてが分析できないと言われる大ピアニストである。


プロコフィエフの力強い音、ショパンの繊細な音の粒の美しさ、
シューベルトの包容力にあふれた音色♪・・・「巨人」と呼ばれた。


そんな「巨人」と言われたリヒテルが、 舞台では、ピアニストを見ても意味がないと
照明を落としたり楽譜も置き演奏した。

大きなホールより地方のサロンを好んだ。
音楽を表現することは、心の自由が大切と弾きたい時に、弾きたい場所でピアノを奏でた。


音楽会が特別な枠にとらわれないように誰でもが自分の心に素直に音楽を楽しめること、
想像する心、自由な心を音楽を通して私達に教えてくれたのかもしれないですね♪

2015年8月2日日曜日

夏の曲

燦々と降り注ぐ太陽の光・・・
雨雲がようやく姿を消し、爽やかな 青空が広がる季節となりましたね。 

今回は、「夏」に関係している曲をご紹介したいと思います♫♫♫


  • ヴィバルデイ        「四季より 夏」  
  • メンデルスゾーン  「真夏の夜の夢」
  • ガーシュウィン      「サマータイム」  
  • ドビュッシー         「海」  
  • チャイコフスキー   「四季より 7月 8月」

 
<日本の夏の歌>では 

  • 「海」  
  • 「夏の思い出」  
  • 「われは海の子」  
  • 「浜辺の歌」  
  • 「ほたるこい」  
  • 「たなばたさま」 


など があります。 「夏」の曲を楽しみましょう♫♫♫

2015年7月20日月曜日

不思議なメロディーライン

明るい太陽の光が強さを増し、海や山の色も一段と深く鮮やかに感じる本格的な夏がやってきました。
自然に音楽を口ずさんでしまいたくなる季節ではないでしょうか♬
その中で、親しみやすく曲作りしやすい不思議なメロディーラインに     
G C D E(ソ、ド、レ、ミ)があります。
短調(moll)の場合はG C D Esになりますが・・・     
この音から始まっている曲には・・・       


  • ジミー・デイビス        「You are my sunshine」 
  • スピッツ                「空も飛べるはず」       
  • サザンオールスターズ 「TSUNAMI」              
  • ドイツ民謡             「山の音楽家」       
  • イギリス民謡          「ピクニック」              
  • 山田耕筰            「この道」「赤とんぼ」       
  • 成田為三            「浜辺の歌」              
  • スメタナ              「モルダウ」       
  • サラサーテ           「ツィゴイネルワイゼン」       
  • ショスタコーヴィチ      「交響曲第5番 第4楽章」など     


本当にたくさんの曲がありますね♬♬♬         

2015年5月6日水曜日

J.S.バッハの名言

"音楽だけが世界語であり、翻訳される必要がない。そこにおいては魂が魂に働きかける。"
J.S.バッハ (1685~1750)


他国でコミュニケーションするには様々な国の言語が必要ですが、確かにバッハの名言にあるように、音楽は世界共通の言葉なので、音楽を通して感動を共有できたり、楽しくセッションできる言葉なのですね。
330年前(2015年は生誕330周年)に生まれたバッハですが、既に音楽は世界共通の言葉であることに気づいていたのですね。

音楽を通して、色々な国の音楽に触れてみてはいかがでしょうか♪


2015年3月15日日曜日

数字譜のお話




数字譜って聞かれたことがありますか?

五線譜で表す音符を数字で表記します。

例えば、の音符は・・・となるのです。
琴などでは数字譜が使われているのですが、近年では五線譜
の楽譜もあります。

昔の日本音楽には数字譜が使われていましたが、西洋音楽の影響により、楽譜も五線譜へと変化してきたのですね。

数字譜  : 七つの子





2015年2月15日日曜日

外国語もリズムが大切!

外国の方が日本語を聞くと、抑揚のないまっすぐな音に聞こえるそうです。
不思議ですね。

英語はリズムが大事で、歌と同じだとイギリスの先生はおしゃっています。
・ 中国の友人も中国語は抑揚の強弱を大切にした言語だと言っています。

やはり、外国語を学ぶ際は歌を歌うように、リズムや抑揚を大切にして話すと上達しやすいようです♪
 
 
YAMAHA 高槻阿武野音楽教室 http://abunomusic.web.fc2.com/index.html